[2018.01.18]
「4Kをフルスペックで楽しむには ~HDMIケーブル編~」
最近は4K対応のテレビやプロジェクター、BDプレーヤーなどが普及し、それと同時に〝4K Ultra HD Blu-rayソフト〟(以下UHD BDソフト)もタイトル数がどんどん増え、既にご自宅で4K映像を満喫されている方・これから購入を考えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなUHD BDソフトの中には「宮古島~癒しのビーチ~」の様に〝4K60p(4:2:2)12bit〟という4Kフルスペックで収録されたソフトもあり、情報量が多く、より綺麗な映像を楽しむ事ができます。
ただ…4Kをフルスペックで楽しむために気を付けて頂きたい事があります…
それは、HDMIケーブルです!!!
…どういう事かと申しますと、プレーヤーからテレビ・プロジェクターへ映像を伝送する為にHDMIケーブルを使用しますが、そのHDMIケーブルには複数のバージョンがあり「4K対応!」と謳っている商品でもバージョンによって仕様が違い、4Kをフルスペックで表示できないモノもあるのです!
HDMIケーブルのバージョンは1.0~1.4、2.0、2.1があり、この内4Kに対応しているのは1.4以上のバージョンになります。
現在主に使われている中で4Kに対応している1.4と2.0の仕様を見てみましょう。↓
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(バージョン) (伝送速度) (フレームレート) (コンポーネント信号)
1.4 10.2Gbps 4K60p 4:2:0 8bit
2.0 18Gbps 4K60p 4:4:4 8bit / 4:2:2 12bit
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と、この様に同じ4K対応のHDMIケーブルでもスペックに差があり、伝送できる情報量が違うのです。
つまり…バージョン1.4のHDMIケーブルだと伝送できる情報量が2.0に比べて少ないので、映像が出ないと言うわけではありませんが、色の階調度など4Kのフルスペックが持つクオリティを引き出すことが出来ないのです。
「あ!ウチのHDMIケーブルはフルスペックに対応していなかった…(^^;)」とおっしゃる方の為に、当店が扱っている4Kフルスペックに対応したおススメのHDMIケーブルをご紹介致しましょう。
WireWorld Series7

6つのラインナップに加え長さも充実しており、それぞれカラーも違うので見た目もオシャレな一品です。
AudioQuest

5つのラインナップに加え、一部のモデルは長尺での4K/18Gbpsの伝送が可能になりました。10m,12.5m,15mの3種類があります。
JVC VX-HD1200LC(20m)

HDMIケーブルは10m、20mと長尺のモノになると、電磁ノイズなどの影響で信号の劣化が起こり、映像が映らなかったりと信号伝達が不安定になりがちですが、こちらは通常の銅線ではなく光ファイバーを使用し、レーザー光での伝送が可能なため、長尺でも安定した信号の伝送を行います。
※写真以外のメーカーも取り扱っておりますので、お問い合わせはこちらからどうぞ。
皆様も今一度お使いのHDMIケーブルを見直し、より良いクオリティで4Kを楽しまれてはいかがでしょうか?
機会がありましたら是非当店にお立ち寄り下さい。ご来店お待ちしております!